こんにちは、院長の駒井です。

 

11月14、15日と名古屋でのセミナーに参加してきました。3か月にわたる計6日間の今回のコースの最後のテーマは外傷歯でした。

 

歯の外傷、つまり歯のケガです。転んでつぶけて歯が欠けた、折れた、抜けた。その時、どのような処置を行えばできるだけきれい、長持ちを望める形で残せるのか。

 

歯の外傷は大学でもそれほど詳しく習わない分野です。ほとんどの歯科医師が苦手な分野だと思います。しかも日常的に頻繁に起こるものでもないので、歯科医師になってからも勉強する機会が少ないのが現状です。だからと言って雑な治療で終わらせて良い理由にはなりません。

 

ある日突然ケガをして、虫歯でもない歯が欠ける、折れる、抜ける。とてもショックですよね。

 

 

ここでポイント!

歯のケガをしてしまった場合は、できるだけ早く歯科医院を受診してください。

 

歯が欠けた、折れた場合は、かけらを拾って持っていきましょう。抜けた場合も拾って持っていって欲しいのですが、抜けたときは歯を牛乳に漬けてください。必ず牛乳に漬けてください。

 

根の周りに歯根膜といって、根と骨のつなぎ役をする細胞がいます。この細胞がどのくらい生き残っているかで、抜けた歯が元の位置でくっつくかどうかが決まります。細胞を長持ちさせられるのが牛乳なのです!水だと、浸透圧の関係で細胞がダメージを受けてしまうので、牛乳がベストです!

 

ケガをしないのが一番ですが、「万が一」はいつ来るかわかりません。自分が、もしくは身近な人が歯のケガをしてしまった時のために、頭の片隅に置いておいてもらえるとうれしいです。

 

さて、今回の昼食と名古屋飯。

まず1日目のお弁当、今回もボリューム満点

 

2日目のお弁当。2日連続の餃子。

 

2日目の夜は、ホテルの隣の焼肉屋さんで一人焼肉。

 

帰る直前の親子丼。名古屋コーチン。

塩麹からあげと肉団子つき。

 

 

最終日だったので、月星先生と一緒に写真を撮らせていただきました。

月星先生、ありがとうございました。

 

1本でも多く、1日でも長く歯を長持ちさせるため、治療の幅を広げ、質向上のために、学びを続けていきます。

 

ではでは。